消費者金融借り入りが有りでも住宅ローンは組めますか

近い将来、夢のマイホームを考えているのですが、その際にローンを組む予定です。私は過去に消費者金融から借入をした経緯があるのですが、そういったことがあっても住宅ローンは組めますでしょうか。

消費者金融を利用したからローンが絶対に組めないということはありません

確かに消費者金融の借入の情報は住宅ローンを組む際には有利には働きません。しかしこの借入情報は5年後に自動的に削除されるので、5年以上前に消費者金融を利用していただけで完済も済んでいるのでしたら特に問題はないです。

しかし、過去に消費者金融からの融資の返済に延滞があったことや、今も借入を行っている場合は住宅ローンの審査は難しい場合が多いですね。そもそも住宅ローン審査でチェックされることとしては、住宅ローンの借入が現状の収入の何倍の金額に該当するのかという点、収入に対しての返済比率がどうであるか。というところが見られます。そこをクリアしていれば消費者金融での融資利用が悪いように影響はしません。【参照サイト:http://xn--n8jp8z7dthkbydc7050e100af01agk7b1xm.jpn.org/(カードローン審査が緩い会社ならここがお薦めです)】

目安でいうとローンは収入の5倍前後、返済比率は30%前後というラインが一般的ですね。また今は消費者金融の会社も銀行の傘下に入っている会社も多くなってきているので、健全に利用している分には大きく不利に働くことはないでしょう。ローン審査のために完済証明書等を発行してもらい銀行にもっていくのも審査の印象が良くなる方法の一つです。まずはローンを組む相談に行く前に、ご自身の個人情報を郵送等で取り寄せ確認してみることも大切ですね。

消費者金融借り入り有りの場合の住宅ローン申込

住宅ローンは融資額が大きい反面、国の政策に影響されつつも低金利で融資を受けられる優れた金融サービスです。元本と利息までをきっちり回収することを目的としているので、銀行では融資に際して審査にしっかりと時間を掛けます。そうすることによって貸し倒れを防ぎ、より信用のある債務者を選定するという機能を果たしているのです。

さて、問題となるのがローンの申込時において消費者金融借り入り有りの場合です。消費者金融はたしかに銀行よりも借入条件が緩いため、手軽にお金を借り入れることが出来ます。また、消費者金融は銀行と異なり元本の回収をそれほど重要視していません。むしろ長く貸し付けることによってより多くの利息を回収することを目的としています。そのため、高金利によってリスクを担保することで、貸し倒れを防ぐことで利益を上げているのです。

さて、このような状況にあって住宅ローンの審査に通るかどうかについての疑問にお応えしましょう。まず、ローン申し込みの際にはこれでもかというほどの書類の提出が求められます。消費者金融で借り入れを行った経験がある場合には、銀行から融資を受ける場合の提出書類の多さと消費者金融との違いを驚かされることになるでしょう。その理由は銀行は信用を担保にして融資を行っています。信用の確約は提出書類によって行われることから、長い時間をかけて書類を審査し、信用を担保にするのです。提出書類の中に他社からの借入の有無を記入する欄があります。消費者金融から借入があれば、正直に記入することが求められます。

たしかに、他社からの借り入れがある場合は融資の審査に影響をおよぼすことは事実です。銀行側は提出されたこの書類を元に信用情報機関へ照会を行います。よって書類上では消費者金融からの借入を記入していても信用情報機関へ照会を行った結果、消費者金融から借入をしている事実が発覚した場合、心象が悪くなるのは明らかです。